佐賀【伊万里〜有田〜武雄温泉コース】世界を魅了した焼き物の里を巡る、器探しの旅
伊万里・有田エリアは、日本を代表する焼き物の里として知られるが、海や山など自然の景色も美しい。お気に入りの器探しの旅に出かけよう。
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伊万里・有田エリアは、日本を代表する焼き物の里として知られるが、海や山など自然の景色も美しい。お気に入りの器探しの旅に出かけよう。
最初の目的地は、伊万里市の本町アーケード内にある『黒澤明記念館サテライトスタジオ』。映画「乱」で、佐賀県唐津市の名護屋城跡を撮影した際に伊万里市を訪れた黒澤監督は、海に沈む夕日をいたく気に入ったという。そうした縁から、サテライトスタジオは’99年にPR施設としてオープン。館内には自筆の台本や絵コンテから映画で使われた衣装、愛用の帽子、ベネチア映画祭グランプリトロフィー「金獅子」など貴重な品を展示。なかでも3階で上映中のドキュメントは見応えあり。これを観れば、黒澤映画が世界で絶讃された理由の一端がわかる。
伊万里市内の山中に位置する『大川内山』。江戸時代に鍋島藩の御用窯が置かれ、300年の歴史を誇る伊万里焼の中心となっている。’03年には「鍋島藩窯跡」が国の史跡の指定を受け、文化的な遺産としても貴重な場所。約30軒の窯元が石畳の坂道沿いに密集し、窯を伸びる煙突が、焼き物の里の雰囲気を盛り上げる。そぞろ歩きしながら、お気に入りの器を探してみてはいかがだろうか?
昼食は有田町で。お目当ての『本陣』は県道281号線沿いにある。ここでいただくのは、有田名物の「ごどうふ」。人気の「ごどうふ御膳」は、ごま醤油や酢みそ、揚げ出し豆腐、そしてデザートにいたるまで、ごどうふづくし。にがりを使わず、葛などで固めているため、“ぷるん、とろん”とした食感がクセになる。町内の豆腐店やスーパーでも販売されているので、お土産に購入するのもいいだろう。
『体験工房 赤絵座』では、焼き物の里を訪れた記念に絵付けを体験しよう。湯呑みや皿にまず下書きをし、その後に赤、青、黄など5色の絵の具で彩っていく。絵が苦手な人は文字を書いたり、子どもなら手形をつけたりするのもいい。作品は焼き上げ後、着払いで送付してもらえる。
透明でやわらかな湯ざわりが特徴の武雄温泉。源泉の温度が52度前後なので、水で薄める必要がなく、源泉に含まれる成分がそのまま肌になじみ、効能を高める。武雄温泉のシンボルと言えば、竜宮城を思わせる朱塗りの楼門(ろうもん)。楼門をくぐると、温泉宿や個性溢れる公衆浴場が建ち並び、古き良き温泉情緒が漂っている。また多くの窯元が点在する焼き物の里としても知られ、全国から焼き物ファンも多く訪れる。
※このページの情報は、2009年1月時点のものです